国分寺教会礼拝堂の「モダン・ムーブメント建築」選定記念講演会・見学会
同礼拝堂が国際学術組織「DOCOMOMO」(ドコモとは関係ないそうです)の日本支部と日本建築学会により文化的・歴史的価値の高い建物として今年選定されたのを記念しての講演会、選定プレート贈呈、見学会に行ってきました。
同礼拝堂は三角屋根で、木骨白の板壁です。
よく晴れていましたので、板壁が陽光に映えていました。
↑贈呈された選定プレートです。
会次第と教会のあゆみ
地域新聞「asacoco」↑(画像)の記事にありますように、戦災者らの簡易宿泊所から日曜学校、そして教会へと経ていて、設計者池辺陽(きよし)さん(故人)は「装飾にこだわるのではなく、線や面の構成によるデザインで、武蔵野に続くような開かれた教会」をイメージされたとのことです。池辺さんは無神論者だったそうですが、経緯あって設計を引き受けられたとか。
縦長のガラス窓は旧約聖書にある「(天国に通じる)ヤコブの梯子」を象徴しているそうです。
魅力ある教会、礼拝堂と思いましたけれど、 建築物として見てみたいと行ってきましたので、同教会はプロテスタントですし、通うことを考えている訳ではありません。
同新聞記事にありますように、多摩地区で他にいくつもの建築物が選定されているのですね。
地元の日野市立中央図書館も入っているのが嬉しく、出来た当時は先進図書館でしたし、ガラスを多用し、外光を取り入れた明るい図書館で、他市で現職中の視察先でもあったのですが、今は“市民”としてお世話になっています。
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